2009年5月7日

にんじん

前回宣言した通り、
今回はにんじんについて
お話をさせていただこうかなと思います

いちおう(?)野菜ソムリエとして
いろんな情報を集めてみましたが、
堅苦しいなと感じられる方は
必要なとこだけ読んでくださいね(笑)


にんじん
(セリ科・ニンジン属)

由 来

にんじんにはアフガニスタン地方が
原産の東洋種と、西トルコが原産の
西洋種があります。


日本には江戸時代後期に中国から東洋種が、
江戸時代末期に西洋種が入ってきました。


栄 養

カロテンが多く、ビタミンAが豊富な
緑黄色野菜の代表。

カロテンは表皮のすぐ下に
最も多く含まれているので、
皮は薄くむくことが大切です。

また、カロテンは油と一緒にとると
吸収が良い
ので、炒めものにしたり
フライにするのもおススメです。


豆知識
ビタミンAについて

皮膚や粘膜を健康に保つ働きをします。
ビタミンAが欠乏すると、暗い所で
目が見えにくくなる夜盲症(とり目)の
原因にもなります。



旬・選び方

旬を感じさせないお野菜ではありますが
あえて言うなら秋から冬にかけて
収穫されるものが美味しい
です。

(当店で大活躍するにんじんのピュレは
私の大好物ですが、一年通して食べ続けた
結果、秋冬に収穫されたにんじんのものが
一番味が濃くて美味しい!!)

にんじんを選ぶ時は
色が鮮やか表皮がなめらかなもの
そして茎の切り口が小さなものを選ぶと
美味しいものに巡り合えます。

反対にひげ根のあとの溝が深いものや
ひび割れているもの、
茎の切り口が大きいもの(=芯の部分が
大きいため味が落ちる)は避けた方が
いいかと思います。



保存方法

湿気に弱いので、ビニール袋から出して
水気を拭き取ってあげてください。

常温でも保存可能ですが、
できれば冷暗所や冷蔵庫で保存を。

新聞紙でくるんであげると、
湿気によるいたみも予防できますよ。 このエントリーをはてなブックマークに追加